2023年度銀座店限定アイテム “GANZOクラシックショルダーバッグ”ご紹介Vol3 - 最高級のメンズ革製品・革財布 GANZO公式WEBサイト

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2023年度銀座店限定アイテム "GANZOクラシックショルダーバッグ"ご紹介Vol3

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皆さま、いつもブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

今回も、銀座店の限定品のご紹介第三弾です。

 

1,2回目のブログは下記のリンクからご覧いただけます。

2023年度銀座店限定アイテム “GANZOクラシックショルダーバッグ”ご紹介Vol.1

2023年度銀座店限定アイテム “GANZOクラシックショルダーバッグ”ご紹介Vol.2

 

三回目となるこの回では、初めての鞄という事もあり、職人の限定品への想いやこだわりについてインタビューを行いました。

早速、職人の声をご紹介したいと思います!

 

Q1 限定品だからこそ出来る強みなど、職人のこだわったポイントを教えてください。

いくつか拘りポイントがございますが、特にフォルムにはこだわっています。スッキリ見せるために胴板(正面部分)は少し台形の形にしていたり、マチもふっくら外に張り出す様にしたかったので、型紙や芯材の貼り方に気を使っています。

 

また強度やフォルムの拘りにも関係はしているのですが、どうしてもミシンで縫えない箇所がいくつかあり、そこは手縫いで仕上げています。

例えば、ショルダーベルトの根元の構造が非常に難しく、ミシンの針が入らないため、より強度を損なわないよう手縫いをしています。

これはまず限定品でしか出来ないことだと思います。

 

 

Q2 今回、なぜ鞄を限定品として出したのですか?

 

今回は約一年前から今期の限定品をどうするかスタッフ間で考えており、早い段階で鞄にしようと決めていました。
前回までで、私は六本木店にいた時期を含めるとミニ財布と呼ばれるものを6型作ってきたためある程度、やりたい形はやり切ったかなと(笑)。

ここらで一度、路線を変えて鞄を作ってみたいという強い思いがありました。

 

まず、銀座店のスタッフにどんな鞄を求めているのかヒアリングし、またお客様にもアンケートを取らせていただきました。その中で今回、ペットボトル(ギリギリ縦にして入る)やiPadが入るサイズのショルダーバックで行こうということになりました。
やはりスタッフ間でも日々の生活での鞄の使い方が違うので、だいぶ意見は分かれました(笑)

今回、しっかり作り込んだ鞄にしたのは、「店舗の限定品って、鞄も作ることができるんだ」という前例を作りたかったという事と、お客様の反応や意見を聞いてみたいという想いがありました。

銀座という土地柄なのか、お越しいただくお客様は、スーツスタイルやジャケットスタイルの方が多い印象です。そんな方達にもカッコよく持っていただけるショルダーバッグを作りたかったというのが、今回のクラシックショルダー作成のコンセプトとなっています。

 

 

Q3 GANZOでは多くの種類の革を使用していますが、なぜこの革を選んだのでしょうか?

堅牢で伝統的な背景のあるブライドルはこのトラッドな雰囲気のあるショルダーバッグにはピッタリだと思いました。

作り的に特にカブセの裏に来る所は、シワになりやすいので、ブライドルの中でも芯通しで柔軟性のあるトーマスウェアのものを採用しました。

このブライドルレザーはショルダー部位をピット鞣しという伝統的な手法で鞣しており、ギン面=表面部分が引き締まっていて素晴らしい品質なのが魅力でしょう。

非常に堅牢ないわゆる「ブライドルレザー」らしさを楽しむにはぴったりだと思います。

ブスケットは新規開拓で見つけた革です。

いくつか革屋さんを巡らせていただいたのですが、この革にした一番の決め手は、ブライドルにも負けないくらいの繊維密度です。

革包丁でカットする際、職人泣かせではあるのですが、数回カットしただけで、包丁の刃が切れにくくなってしまうくらい繊維の密度が凄いです。
今回のカチッとしたクラシックショルダーを形作る上で、この繊維密度はとても重要でした。

またトラやキズなどワイルドな表情を見せつつ、艶感や透明感のある色味が上品さも醸し出しており、私好みの革であったということもあると思います。

 

 

Q4 色味の展開はどのような経緯でお決めになりましたか?

色に関しては堅牢なイメージのあるブライドルは、より伝統的で普遍的な雰囲気のある3色を選びました。

ブスケットに関しては、お客様から事前にとらせていただいたアンケートで「最も欲しいと思う色」で多かったネイビーとナチュラル色をまず選びました。
残り一色はどうしようかとなった時、いままでのガンゾにはなく、男性が使ってもコーディネートのアクセントにもなりえる赤を採用しました。

もちろんデザイン的に女性にも好んで使っていただけると思います。

 

最後に一言お願い致します!!

 

今回、やってみてお財布と違って鞄は自由度が高いアイテムだと感じました。
お財布はカードやお札のサイズである程度の大きさの制限がありますが、鞄にはありません。

中に入れるものは、その人のライフスタイルによってまちまちです。

そのためサイズ感はとても重要ですが、多くの人に長く愛用いただけるようなベストなサイズ感を狙って作りました。

そして、限定品ならではと言えるとは思いますが、かなり丁寧に作り込んでいます。

普遍的なデザインは性別を選ばない物だと思います。ガンゾはメンズブランドですが、今回のこのクラシックショルダーは早くも女性のお客様からの反響も多くいただいています。
まずは多くの方に、実際に手に取っていただき、革や製品の作りの良さに触れていただきたいです。

 

次回のブログもお楽しみにしていただければ幸いです。

 

受注期間

2023年4月15日〜2024年3月31日

カラーバリエーション 3色

Thomas Ware & Sonsブライドルレザー ブラック /  ヘーゼル  / ブリティッシュグリーン

Conceria Puccini Attilio社 ブスケット      キャメル /  ネイビー  / レッド

 

価格
Thomas Ware & Sonsブライドルレザー 154,000円(税込)

Conceria Puccini Attilio社 ブスケット       132,000円(税込)

標準 30mm or 38mm キャンバスベルト仕様(5色) / 30mmレザーベルト仕様(+11,000円)

 

※受注期間内であっても、素材が無くなり次第受注が終了する可能性がございます

 

皆様のご来店、ご連絡、心よりお待ちしております。

 

GANZO銀座店 スタッフ一同

 

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