GANZO TIMES

GANZO TIMES VOL.09
GOLF PLAY WITH CLASSIC STYLE
紳士にふさわしいゴルフグッズ

GANZO GOLFのプロダクト

目まぐるしく変化していく現代社会。様々な事柄があっという間に新しいことに置き換わっていくが、上質な革製品が置き換えられてしまうことは決してない。

加えて、使えば使うほど共に過ごした時間の分だけ、上質な革には固有の美しさが宿っていく。日々表情を微細に変えていく革製品は、まさに生涯のパートナーと言えよう。「GANZO」では、世の中の変化を機敏に捉え、現代的なライフスタイルにフィットした数多の革製品を提案する。今季はゴルフグッズが充実。最高の品質は紳士を虜にするスポーツの場面でも際立つだろう。

GANZO GOLFの6つのプロダクト。01. エコキャンバス カート バッグ、02. エコキャンバス シューズ ケース、03. エコキャンバス ゴルフクラブ ケース、04. エコキャンバス ボストン バッグ、05. エコキャンバス ゴルフクラブ バッグ、06. オイルグローブ ショルダー バッグ。
  1. 01. エコキャンバス カート バッグ ¥60,500
  2. 02. エコキャンバス シューズ ケース ¥19,800
  3. 03. エコキャンバス ゴルフクラブ ケース ¥36,300
  4. 04. エコキャンバス ボストン バッグ ¥110,000
  5. 05. エコキャンバス ゴルフクラブ バッグ ¥143,000
  6. 06. オイルグローブ ショルダー バッグ ¥58,300
GANZO GOLFの5つのプロダクト。07. オイルグローブ フェアウェイ ウッド ヘッド カバー、08. オイルグローブ ユーティリティー ヘッド カバー、09. オイルグローブ パター ヘッド カバー、10. ウルトラスエード ドライバー ヘッド カバー、11. ウルトラスエード ユーティリティー ヘッド カバー
  1. 07. オイルグローブ フェアウェイ ウッド ヘッド カバー ¥15,400
  2. 08. オイルグローブ ユーティリティー ヘッド カバー ¥14,300
  3. 09. オイルグローブ パター ヘッド カバー ¥22,000
  4. 10. ウルトラスエード ドライバー ヘッド カバー ¥14,300
  5. 11. ウルトラスエード ユーティリティー ヘッド カバー ¥12,100

「最高峰」の品質を追求する3つの素材

  • エコキャンバス

    ボストンバッグやクラブケース、キャディバッグなどのボディに使用した新素材の「エコキャンバス」。ペットボトルを原料にした再生ポリエステル糸を、帆布の産地である倉敷児島の旧式シャトル織機で8号帆布に織り上げている。さらに表面には撥水加工、裏側にはアクリルコーティングを施し、耐水性と耐光性、耐摩耗性を確保しながら軽さも備えている。カートバッグやシューズケースも同素材を使用する。

  • グローブレザー

    吸い付くようなタッチと味わい深い感触を特長とする、上質な革素材だ。丈夫で耐水性があり、使い込むほどに味わい深い表情を見せるのはいかにもGANZOらしい。こちらはウッドやパターのヘッドカバーやショルダーバッグなどを用意している。

  • ウルトラスエード

    1970年に東レが開発して以来、進化し続けてきた高機能なスエード調の人工皮革だ。色落ちせず、丈夫で、軽量かつ通気性もあるため、ゴルフコースでも活躍してくれる。こちらもクラブのヘッドカバーに採用。ソフトで心地よい肌触りはスイング前の緊張を和らげてくれるかもしれない。

このほかにも、グローブレザーのアイアンカバーやボールケースなども展開しており、一式をGANZO GOLFで揃えることもできる。

シックで美しく、素材は上質。さらに必要十分な機能も備えている。どうやら間違いなく、紳士のセンスを反映したゴルフグッズなのだ。

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MAN & TOOL: SUSUMU SASAKI

あらためてゴルフの魅力について迫りたい。

話を訊いたのは「ジュン」代表取締役社長の佐々木進氏。

ファッションを中心にフード、フィットネスと領域を拡張しながら
(その中にはゴルフアパレルやゴルフクラブも含まれる)、
文化の創出を牽引する人だ。

佐々木進

ジュン代表取締役社長。1965年東京都生まれ。米国留学後、エスモードジャポンを修了。イベントプロデュース会社のサル・インターナショナルで国内外のショーの演出などに携わり、1989年にジュンに入社。2000年から現職。21年には香港のウェブメディアが運営する「ハイプゴルフ」と協業し、ゴルフアパレル事業も手掛ける。

Interview:Sohei OSHIRO (CHIASMA)

Photography: Go ITAMI

佐々木さんのゴルフ歴はおよそ50年にもなるそうですね。

始めたのは小学校に入った頃なので、そうなりますね。両親がゴルフ好きで自然とプレーするようになりました。ジュニアの大会にも出場するほどだったんだけど、高校から社会人になって少し経つまでは、ほとんど興味を失っていた時期があります。大人になって周りにゴルフをする人が増えてきて再開しました。当時(1990年代前半)はちょうどアパレルの選択肢も拡がりつつあって。「FRED PERRY」「LACOSTE」「SUNSPEL」とかね。ゴルフのブランドではないけど、そういうのも新鮮でした。

ファッションだけでなく、ギアやグッズにも変化はあったのでしょうか。

もちろん。ゴルフは道具の進化が著しいですよね。それが面白くもありますが、ゴルフが優しくなってきたという印象もあります。クラブの性能がとても向上して加速度的に扱いやすいものになっているし、距離も伸びるようになっている。それに比べると昔のクラブなんて扱いも難しいし飛ばないし(笑)。だからというか、今年で57歳になるんですが、自分史上ベストの飛距離をずっと更新しているんです。どんどん距離が伸びていきます。今はドライバーで280くらい出るんですが、鍛えているし研究もしてるので、還暦までに300ヤードを目指してやってるんですよね(笑)。

ゴルフにまつわるツールやギアを選ぶ時の基準やこだわりは?

とにかくトラディショナルな人間だと自分では思っていて。その一方でテクニカルな要素もあってほしい。例えば車ならポルシェの70年代の古いモデルを改造して、中身だけをまったく新しくしてしまう会社があったりするんです。カーステレオもカセットテープやラジオじゃなくて、iPodを入れてしまうくらい徹底的に。そういう感覚が好きなので、ゴルフウェアもクラシックなデザインのなかにテクニカルなポイントがあると嬉しい。

「GANZO GOLF」のラインナップにも通底する部分がありそうです。

そうですね。シックでトラディショナルな印象がありつつ、例えば再生ポリエステルを素材にした帆布のようなテキスタイルがあったり。見ただけではわからない魅力がありますね。

ゴルフは紳士のスポーツと言われますが、なぜだと思いますか?

個人スポーツですが、人への気配りが必要なところ。そして自己申告制であるところも。ほかの競技ではレフリーやジャッジがいて、判定を委ねているんですが、ゴルフの場合は基本的にはそれをプレーヤーがする。ロストボールとかOBとか、すべて自分で判断して申告する。ズルをしないという前提があるスポーツで、それはつまり紳士であることが求められてるんだと思います。

その上でメンタルスポーツでもあるとも言われます。

そうですね、それはもうかなり。初対面の人でも18ホール一緒に回ると、だいたいどういう人か分かるって言われるけど、本当にその通りで。精神性がプレーに影響するので、ゴルフコースでの振る舞いに人となりが出るんです。ビジネス関係だけじゃなくて、友達同士やカップルでこそゴルフをしてみたらいいと思う。すごく人間性がわかりますから。

Producer: Shun SATO (loosejoints) / Art Director, Designer: Shinji MIZOGUCHI (lush)
Photographer: Go ITAMI / Editor: Sohei OSHIRO (CHIASMA) / Writer: Sho SETA
Translator: Leandro Di Rosa / Printing: Tosho Printing Co,Ltd / Publisher: GANZO
フリーマガジン誌“GANZO TIMES VOL.09”より一部抜粋。

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