【タンニンブルハイドの風合いとコシを活かしたビッグトートバッグ】
タンニンブルハイドの風合いとコシを活かし、厚みをしっかりと残して手作業で仕立てたトートバッグ。内装はGANZO鞄のセオリーに沿って、ポケットやレザーコードを適切に配置。また、開口部は特殊樹脂のバネホックやレザーコードで留めることで、バッグ全体のフォルムを安定させている。
特徴的なのは、肩にしっかりとかけられる長めの肉盛りハンドル。内装の浮きを抑えるため、レザーバインダーで内装を固定し、底板にもレザーを使用して上品かつ美しく仕立てた。旅行にも適した、機能性と美しさを兼ね備えたトートバッグ。
【ディテールにこだわった丁寧な手作業】
GANZOシュリンクレザー第三弾。
GANZO鞄造りとしてディティールに宿る手作業ならではの味わいを大切に。もっちりふっくらとした独特のN POLO素材を活かすため、切目ではなく返しと割縫い、そして珍しいレザーバインダーを多用しN POLOレザーの味わいにフォーカスした。心のこもった手仕事は使えば使うほど人々を魅了し続ける。カラーもGANZOでは珍しい大人のグレーが登場。
【ヨーロッパ産の上質なブルハイド】
N POLOに使用している革は、1873年創業のベルギー・エスタンブールにある老舗「Tannery Masure社」のもの。
ヨーロッパ産の上質なブルハイド(牡牛革)を植物タンニンでドラム鞣しし、厚みのある高品質な下地を作ったうえで、ドラム染色を施している。その後、シュリンク型を押し、一日以上かけて丁寧にミーリング加工。背部分の、密度が高く最高級の「ダブルバット」部位のみを厳選して使用。
型押し加工ながらも、本シュリンクレザーのような自然な風合いを再現しており、上品さとしっかりとしたコシを併せ持つ、味わい深いタンニンレザーに仕上がっている。