【ありそうで無かったキーポーチ】
従来のキーケースでは、現在の車のキーを入れると圧迫感がある。そこでキーケースをポーチ化する事で、車のキーもスッキリ収納できるようにした。
パンツのポケットに入れるもよし、バッグインで使ってもよし、コロッと可愛いフォルムも象徴的である。
【レザー特性を活かしたデザイン】
キーポーチを作るには、ひっくり返し縫製が必要である。ひっくり返しとは、縫製箇所が内側で纏まっており、最後にひっくり返して整える縫製のことである。
GUDの特徴は、柔らかく、ひっくり返し縫製にも対応出来る良質なレザーだったことから、このキーポーチをつくることができた。
【GUDシリーズについて】
イタリア トスカーナ地方に100年以上続くタンナー、コンチェリア・グイディ&ロゼリーニ社製の牛革カーフを使用。タンニンなめし、染料のみで仕上げているこの革は、独特の透明感と深みのある色合い、ヴィンテージのようなムラ感が特長。さらにフィニッシュには、グレイジングを掛けている。
【素材について】
この素材は、原皮にもともと付いている傷やシワもそのままに仕上げている革であり、また染める段階でつく色ムラも革の個性として修正せずに磨きの行程に進んでいる。
そのため、革表面は均一ではなく、キズ等が目立つものが殆どとなる。
そのことをご理解いただいた上で、個体ごとの個性としてお楽しみいただきたい。