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結局レザーって、どれ選べばいいんですか?Part 1

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どうもこんにちは。GANZO本店スタッフ齊藤でございます。

日々お客様とお話をしていると、よく耳にする「結局のところ、どの革が一番良いですか?」という声。かなり気になっている方も多いと思いますので、今回はこちらに答えていきたいと思います。

 

・Part 1 GANZOで取り扱いのある革の種類

 

・Part 2 それぞれのメリットとデメリット

 

・Part 3 革タイプ別相性診断

 

今回はPart 1という事で、ざっくりですが革の種類と特徴をご紹介します。  

 

GANZOで取り扱いのある革の種類と紹介

 

GANZOでは現在大きく分けて6種類の動物の革を取り扱っています。

牛革:ブライドル・グレージングカーフ・ベビーカーフ・フレンチカーフ・GUD・GD・ミネルバナチュラル等 GANZOで最も種類が多いものが、ダントツで牛です。「ステア」と呼ばれる成牛の革は収穫される量も多いので、それだけ多くの製品を作る事ができます。逆に「カーフ」と呼ばれる子牛の革だと収穫量は大きく減るので、それだけ作れる製品の数も少なくなります。 また、成長すればするほど革質も硬くなっていく為、ステアのライダースは気合が必要です。(筆者体験談)

 

馬革:コードバン2・コードバンオーセンティック・シェルコードバン2・サケット4等 馬と聞いて皆様が真っ先に思い浮かべるのは、やっぱり天皇賞でしょうか(笑) 冗談はさておき、あの素晴らしいフォルムのヒップから収穫される「コードバン」と優雅なボディから収穫される「ホースハイド」この二つを製品に使用しています。コードバンはランドセルにも採用されているので、誰しもが一度は使ったことのある革かもしれませんね。 コードバンは他の革よりも繊維構造がより綿密にキメ細かく結びついている為、シワに強い事が特徴です。

 

鹿革:CERVO・CERVO2 「ディアスキン」と呼ばれる鹿の革は、牛や馬と比べて触れる機会が少ないかもしれないですが、革質は「革のカシミヤ」と称される程に柔らかい事が特徴。水濡れやシワにも強く、日本の高温多湿な気候には非常に適しています。 表情はなかなか渋めでちょっとマニアックな印象ですが、本革を初めて手にするという方にはお勧めです。

 

トカゲ革:リザードシリーズ マニアック度、ぐーーーーんと上がります。「エキゾチックレザー」に分類され「リザード」と呼ばれるトカゲ革。GANZOでは「リングマークトカゲ」の革を採用しています。好みこそ分かれますが、爬虫類革は金運UPに効果ばつぐんです。鱗なので傷や水に強く、カード段のアタリも表に浮きにくいです。 こちらのリングマークトカゲさん、生前やんちゃしていたか否かは鱗の傷を見ればすぐに解りますが、傷の数は元気の証。あえて傷だらけの物を選ぶなんて言うのも良いのかもしれません。金運も元気になってくれると信じて。

 

ワニ革:スモールクロコ ワニの鱗は「腑」と呼ばれ、リアルレザーではその腑の整い方で仕上がる製品の表情が大きく変わって来ます。ファッションアイテムのテキスタイルとして「クロコ型押し」が流行しましたが、こちらはその腑を別の革に機械で焼き押す事で作られます。型押しの場合は製品に応じてその腑の大きさは様々です。 本革の場合は「ナイルワニ」「イリエワニ」のように品種による差がありますが、現在日本で流通している中で最高級とされ、現在GANZOの「スモールクロコシリーズ」で採用しているのもイリエワニです。イリエワニは腹部の腑が綺麗に横列に並んでいる為、製品に仕上げた時に非常に均一な表情になり、その美しさから既製品・パターンオーダー問わず人気の革です。 また、トカゲ革でもご紹介した「金運」といった面では、緑 or 黄色のワニ革は最強の金運UP効果があるとされています。

 

サメ革:ケセマ GANZOで採用しているのは日本の東北、宮城県の北東に位置する気仙沼市で水揚げされる「ヨシキリザメ」の革。「いやいや、魚でしょ?」と思った方もいらっしゃると思いますが、侮るなかれ。 このヨシキリザメ(ブルーシャーク)は日本で最も水揚量の多いサメで、身はかまぼこ、鰭はフカヒレ、コラーゲンたっぷりの軟骨は健康食品へ加工され、骨も身も余すところ無し。フカヒレに至っては国内のみならず、香港や台湾への輸出も行われています。 骨と身。そして残るのが革。ザラザラしていることで有名な「サメ肌」ですが、鞣し剤がサメ肌のカルシウム成分を溶かすので、仕上がる革はザラつき無く、独特な表情シボがある革になります。

 

以上、それぞれの革のご紹介でした。Part 2ではそれぞれの革のメリットとデメリットをご紹介しますので次回更新をお待ちください。

 

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