♦お手入れについて♦
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お店に御来店したお客様でよくある質問が「お手入れは難しいですか?」と聞かれる事があります。
そんな事はありません。。。
やり方だけ覚えれば簡単です。
そこで今回は、お手入れについてお話させていただきます。
まずは、乾拭きとブラッシングについてです。
なぜ?乾拭きとブラッシングはするのかと言いますと、、、
お財布は毎日使用するアイテムだと思いますので、そのため手の油分が自然と入っていきます。
その手の油分を革に浸透させるように乾拭きして下さい。
T-シャツの切れ端や簡単な布等で指紋や油膜がなくなるまで磨いて下さい。
定期的に乾拭きする事でツヤ感が持続します。
次にブラッシングです。
スムースレザーと言われる滑らかな革でも繊維と繊維が絡みあっているため良く見ると凹凸があります。
その凹凸に入った汚れや埃、ゴミ、汚れを払う意味でブラッシングします。
銀面に埃やゴミや汚れがつくとなぜダメなのか?
埃やゴミに水分が含んでシミやカビの原因になる事もあります。
定期的にブラッシングする事でカビや汚れを未然に防ぐ事ができます。
※使用しているのは馬毛のブラシです。
クリームを製造・販売しているコロンブスの担当の方曰く、
お手入れのほとんどは乾拭きとブラッシングで決まると仰っていました。
乾拭きやブラッシングにはいくら時間かけても良いとも仰っていましたので、
時間があれば乾拭きとブラッシングで革製品を是非育ててみて下さい。
靴みたいにクリームを塗ると思われますが、、、
クリームを塗る頻度も2、3カ月に一度でいいと思います。
やはり手の油分は毎日入っていますので、そのくらいの頻度で問題ありません。
塗りすぎると革も柔らかくなります。
見た目の目安としては、革も人間の肌と一緒ですので乾燥してかさついてきたら保湿の意味でクリームを塗っていきます。
革も人間の肌同様に水分、油分は適度に必要になります。
余談ですが、ほとんどの革用のクリームが水分、油分、ロウ成分をベースに作られています。
乾燥してきた場合のクリームを塗る手順はこちらです。
まずは、ブラッシングして汚れ埃を落とします。
米粒大位のクリームを取ります。
塗ります。
全体的に塗ります。
全体的に塗った後に、革にクリーム浸透させる意味で15~30分くらい放置して下さい。
放置した後に乾拭きとブラッシングをします。
油膜がなくなりツヤが出てきたら終了です。
定期的にお手入れする事でツヤも増していきます。
実際にGANZO製品のお手入れは直営店舗にて無料でやっています。
是非お時間ございましたらお持ちくださいませ。
各店舗のお問い合わせはこちらになります。