楽しみと楽しさを教えてくれる革。ミスティック。
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「どれが良い革ですか?」
お店でお客様とお話しをしていると、時々出てくるワードです。
決してそれが恥ずかしい事などでは全くもって無いことで、至って誰もが感じる普通のコメントです。
スタッフの自分も初めは同じ様に気になるポイントでした。
割とパッと見で判断できるような特徴的な革じゃない限りは、なかなか見た目で見分ける事も難しいですし、その革が使っていくにつれて、一体どういう楽しみがあるのかを想像する事なんて、情報と経験が無い限り、脳内で納得するのは結構な至難の技です。
でも結論を言うと、基本的に全てどれもスゴく良い革を使用しています。
どれに関しても、生き物から頂いている命である限り、悪い物は無いというのが正直な気持ちです。
スゴくスゴく細かい話になると金額であったり、希少性、流通量など、そういう話はキリが無く出てきますが、基本的にどの革も良い物で且つ、GANZOが作りたいものにマッチした物を独自にピックアップして商品に落とし込んでいます。
上質な革なのをベースに踏まえて、使っていくにあたって、どんな変化が自分にとってワクワク、エモいなのか、どんな見た目が好きなのかという妄想を膨らませて選んで頂けると楽しいはずです。
ブライドルレザーにコードバン。
革小物を楽しむ上では欠かせない、非常に人気の高い素材です。
WEB検索でも実際に良く出てくる革の種類では無いでしょうか?
ちなみにその時、コードバンの事を調べていると”horween”(以下「ホーウィン」)という単語も良く出てきませんか?
ホーウィンのシェルコードバン。
世界に名を馳せた、あらゆる革小物で愛される革の代名詞の一つです。
ご存じの方は多いと思いますが、革を鞣している北米のタンナーの名前で
GANZOでもお財布や名刺入れなど様々ラインナップしています。
そんなホーウィン。
コードバンの印象が強くてホーウィン=コードバンのみ扱っているタンナーと思われている方も少なからず中にはいるんじゃないでしょうか?
そう、あくまでホーウィンも革を鞣しているタンナーであって、コードバン以外にも素敵な革が存在します。
あのメーカーってそんな事もやってたの!?….みたいな。
革の事に限らず、時たまにそういう事ってありますのよね。
何回も見てたはずなのに何故か全然知らなかった的な。。。
例えば表に出てない姿などでは無いですが、ホーウィンの代表的な物の一つで、ブーツで人気のクロムエクセルとか。
GANZOでは、GH-5に使用しています。
(↑はGH-5のキーケース)
かなり極端な表現ですが、これらはコードバンの馬革とは違って牛革で作られているもの。
種類が違えども、やっぱりそこには100年以上続く老舗のタンナーだけあって、素材の仕上がりは格別にカッコいいです。
オイル感や武骨な感じとか、どこかしらに日本人の感覚と違ったアメリカ流のお洒落なワイルドさが漂っています。
今回はその中でもミスティックシリーズをピックアップ。
少し聞き馴染みの無いワードかもしれませんが、このミスティックはホーウィンの新作のレザーです。
フルベジタブルタンニン鞣し且つ、表面にヌメりを感じさせられるほどのオイル分を含ませた、聞くだけでどんな物なんだろうと想像が掻き立てられる代物。
聞いたところでイメージが難しいところではありますが、本当にこの文面通りの面白い革であって、結構この革も買った時の最初のイメージから変貌を遂げる秘めた可能性の持ち主です。
素材の硬さ的にはブライドルの様なパリッとした張りがあるような物ではなく、カーフ素材の柔らかさまでは行かない、その中間的な硬さ。
あとオイル分が多いというのもありますが、指触りが馴染むシットリ感は結構伝わってきます。
ちなみに最初の雰囲気はこんな感じで….
店頭に置いている大事に大事にスタッフがメンテナンスしているものがコレです。
すんごいテカテカ…
そして並べてコウ。
言ってる事が、やんわり分かってもらえたと思います。
お前….出会った時は良い意味でこんな子じゃなかったよねって。笑
それを踏まえて最後に「お前、成長したな…。」
です。
初めのホーウィンの刻印が入った革の写真に写ってる名刺入れで、エイジング具合がネタバレしてるのは、ここだけの話。。。
初めは、車のレザーシートの様な雰囲気で落ち着いたマットな表面なのですが、そこから渋めの光沢にへと成長を遂げます。
ちなみに、このシリーズで個人的に好きな物はコレ。
カード入れ付き小銭入れ。
文字通りカードも入る小銭入れです。
よくあるBOX型や馬蹄型の小さい小銭入れより、カードを入れる分だけ
少し大きさは増しますが、開閉部分がこんな感じに開いて
中がとても確認しやすく、指も入れやすい構造。
指先というか片手の指ゴッソリ入るくらいの大きさのある間口です。
尚且つ、カードも数枚入れる事が出来るので純札に入りきらないカードや、
交通系のICカードを入れて、ある種のパスケースとして使うのもアリです。
どっちかというと、小銭入れ付きのパスケース的な感じで。
あと個人的にこの小銭入れと相性抜群に感じるのは、同じミスティックシリーズの純札入れ。
この純札入れはGANZOがラインナップしている他の純札入れと比べて、比較的小さめです。
カード入れ付き小銭入れと重ねて持つと、こんな感じ。
画像なので想像が難しいところがあるとは思いますが、この組み合わせでとにかく伝えたいのは、
”小さくてまとまりが良い事”。
お金やカードを入れる事ってお財布の括りで言えば、何も変わらないのですがちょうど良い大きさの物が揃うのってカバンに入れたときのスペースの問題に関しても、感覚の部分にはなりますが、手で握った時の収まりが非常に良いです。
純札とBOX小銭入れの物の大小の合わせ方に持った感じがイマイチしっくりこないなぁ~と思っているいた人へ別の「こういうのは、どうですか?」とオススメしたい2アイテムになっています。
このミスティックシリーズは
↑の写真を上から順で
・ブラック
・バーガンディ
・ネイビー
の3色展開。
写真の写り方の関係で黒とネイビーが同じような色に見えますが、肉眼で見ると色が違いが分かります。
人の好みは様々ですが、個人的にはネイビー推しです。
一応ネイビーという名前は付いているのですが、ミスティックのネイビーに関しては、独特の渋さが効いた濃いめの色に仕上がっています。
ツヤ感の相性はブラックが一番。
革小物の風合いを抜群に醸し出すバーガンディ。
写真と文章では少し難しい部分がありますが、ネイビーは他の色には出せない絶妙な表面の艶めかしさを引き出してくれるのが特徴です。
同じ革で同じ変化をしても下地の色によってツヤの見え方は変わりますからね。
思わずホーウィンならではのカッコ良さだなぁっと見惚れてしまう、そんな色です。
あくまで個人的な感想ですが….。
今回ご紹介したアイテム以外にも、同じ革で束入れや名刺入れもラインナップしていますので、そちらも店頭やオンラインストアでご覧ください。
持ったことの無い革に手を伸ばしてみる楽しみを是非どうぞ。
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