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GANZOの定番シリーズとは

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時を重ねるほどに、輝くもの。

GANZOは、あなたの手によって “世界最高” の完成品となる。

素材選びからなめし、革の裁断・漉き・縫製、そして磨きといった工程に至るまで、いっさい妥協することなく“本物”を追求した最高級ラインであり、持つ人の個性と共にエイジングを重ね、使い込まれることでパフォーマンスの頂点、世界最高の革製品となる。

 

GANZOのブランドコンセプトです。

 

 

 

GANZOの製品は、商品となった段階ではまだ完成しておらず、使い手の個性という味が加わりエイジングを重ねる事で完成品となり、それを使い手の視点から見た時に『これが世界最高の革製品だ』と思える商品をつくり続ける・・・

 

私達はコンセプトこのように解釈し、日々お客様へご案内させていただいております。

 

 

 

 

 

そのGANZOコンセプトをご理解いただくのに最も適した定番商品シリーズが今回ご紹介する

【シンブライドル】

 

 

ブライドルレザーについては前回ブログでご説明させていただきましたが、今回はシンブライドルのエイジングについてご紹介します。

ブライドルレザーについて

 

 

 

 

GANZOのブライドルレザーは丘染めという技法により、革の表面だけが染められていますが、セミアニリン仕上により、染料染めのメリットである奥行きのある透明感と、顔料染めのメリットであるムラのない均一な表情を同時に再現しており、まさにいいとこ取りの素材です。

 

この丘染めの特徴である、キズやシワが付いた部分からの 色抜け がブライドルレザー本来のエイジングであり、アンティーク家具のような、とても味のある表情になります。

しかしながら、このブライドル本来のエイジングが気になってしまうお客様が多いのも事実で、中には自身で靴専用の色つきクリーム等を使って染め直してしまう方もいらっしゃいます。

 

元が綺麗なものにキズやシワが付いてしまうと気になってしまう・・・こればっかりは仕方がない事だと思います。

 

 

しかし、長年重ねてきた使い手の個性によるエイジングを、完成に近づいているそれを、ここで染め直してしまうのは非常に勿体なく、個人的には少し残念に思います・・・。

 

 

 

これは多分、私自身が普段から古い物が好きで、それに慣れているせいかもしれません。

最近は社会情勢もあり殆ど開催されていませんが、以前は蚤の市や骨董市等のアンティークマーケットに出向くたびに、目に入った商品のがどのように使用されていたのか?と、キズの入り方や削れ方がそれぞれ違うヴィンテージ家具のエイジングを見て、前オーナーの味を感じて楽しんでいました。

 

 

 

・・・少し話が逸れそうなので、元に戻します。

私は、日々メンテナンスでお客様がお持ちいただく商品も同じ目線で見ており、物によっては既に完成している商品もあれば、まだまだ磨けば光る未完成品も沢山見ます。

その中でもシンブライドルは定番シリーズというだけあって、ご利用されているお客様が非常に多く、味わい深く変化させた商品をお持ちいただきます。

 

勿論スタッフも愛用しており、今回はその一つをご紹介します。

THIN BRIDLE (シンブライドル) BOX小銭入れ

カラー:ヘーゼル

 

使用して約4年、ところどころキズやシミがあり、それが味わい深い表情を引き立てています。

小銭入ということもあり、ポケットには常時入れた状態で使用されており、新品の状態と比較してもかなり革が馴染んで薄くなっているのが判ります。

 

内装のミネルバ・ボックスのアタリもあり、結構ハードに使用されていたことが判ります。

本人曰く、一度洗濯機で洗ってしまった事があるとか・・・笑

 

 

しかし、それでも角の糸のほつれも無く、コバも比較的綺麗なままの状態です。

GANZOを完成品にするためには、それ相応の強度が必要なのです。

 

 

 

実はこの小銭入、一時的に使用していなかったことがあるようです。

大事に育てていた時に洗濯機で洗ってしまうという、思いがけないことが起こり、愛情が冷めてしまったためです。

 

それからある程度時間が経ってから、ふとしたタイミングでメンテナンスをした時に、思ったよりキズ・シミが馴染み、ツヤが増してゆき、どんどん味わいのある雰囲気に変化しました。

 

それからはまた愛着が湧き使用し続けることで、あと少しで完成品となる程までに回復したようです。

 

 

 

 

多くのお客様は、大事にしていた物に思いがけない事が起きてしまうとショックを受けてしまうと思います。

勿論、私もそうでした。

 

ですが、それで使用するのをやめてしまうのはとても勿体ないと思いますし、まだ未完成品であっても、完成品に近づいている事は確かです。

 

思いがけないキズやシミも、大きければ大きいほど何時付けてしまったものなのかを覚えているため、いつかは馴染み、大切な思い出となって重なってゆきます。

 

それを含めて愛着が湧き、気付いた時には自身で完成品と呼べる状態に育っているはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、今回ご紹介させていただいたシンブライドルシリーズでも、定番中の定番の型をご紹介致します。

THIN BRIDLE (シンブライドル) ファスナー小銭入れ付き長財布

価格:¥42,900(税込)

カラ―:ブラック(画像)・ダークブラウン・ヘーゼル・ネイビー

THIN BRIDLE (シンブライドル) 小銭入れ付き二つ折り財布

価格:¥40,700(税込)

カラ―:ブラック・ダークブラウン(画像)・ヘーゼル・ネイビー

THIN BRIDLE (シンブライドル) 通しマチ名刺入れ

価格:¥22,000(税込)

カラ―:ブラック・ダークブラウン・ヘーゼル・ネイビー(画像)

 

 

これらの商品は昔からサイズや仕様が大きく変わっておらず、日本ではとても馴染のある型です。

10年使用して新しく買い替える際に、また同じものに買い替えられるという安心感があり、皆に愛され続けている型です。

GANZOをはじめてご利用いただくお客様、シリーズや型でお悩みのお客様には、まずこちらの定番中の定番商品をお勧め致します。

 

 

また、完成品にするためのフォローは店舗にご相談いただければいつでもご対応致しますので、お気軽にご連絡ください。

是非、ご自身での世界最高革製品を育ててみてはいかがでしょうか?

 

 

GANZO六本木店 佐々木

 

GANZO六本木店

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