牛革の王様? ベビーカーフの魅力
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毎度GANZOブログをご覧頂きありがとうございます。
最近は蒸し暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のテーマは私たちの生活において身近な存在である「牛革」について、改めて詳しくお話しさせて頂きます。
既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、牛革はその生育年齢によって細かく分けられ、革の特徴もそれぞれ異なります。
まずは代表的なものとして、大きく以下の4つに分類されます。
【カーフ】
生後6カ月以内の仔牛の革を指し、きめが細かく、柔らかな肌触りが特徴です。牛革の中ではとても上質な部類に入ります。
【キップ】
生後6カ月から1~2年程度までの牛の革を指し、カーフに比べ、きめの細かさや柔らかさは劣るものの、その分革の厚みが増し、比較的丈夫という特徴があります。
【ステアハイド】
去勢した雄牛で、2年以上生育し、大人になった牛の革のことを指します。去勢することで性格が穏やかになり、牛同士の喧嘩が少なくなるため、体にできる傷が少なく、キップに比べて革の厚みがあるのが特徴です。
【カウハイド】
生後2年以上経過した雌牛で作られている革のことを指し、ステアハイドに比べると堅牢性はやや劣りますが、その分きめが細かく、柔軟性もあるため、ちょうどキップとステアハイドの中間くらいの革質や強度と言えます。
また、一般的に革は食用牛肉をさばく際に出る副産物のため、大人の牛の革のほうが供給量が多く、反対に子供の牛の革の方が供給量も少なくなるため、その分希少性が高くなり、値段も相対的に上がります。
革質に関しても、仔牛の革の方がきめが細かく、肌触りも滑らかなため、カーフは高級な革として知られています。
さらに言えば、仔牛の革の中でも生後3カ月以内の仔牛の革は、≪ベビーカーフ≫と呼ばれ、特に最高級種として扱われており、きめが最も細かく、やわらかい手触りや高い発色力が魅力です。
少し前置きが長くなりましたが、GANZOではこのベビーカーフを使用した新シリーズを先月より、店頭にてディスプレイしております。
今回GANZOで使用したのは、ベビーカーフの中でも世界最高峰と評されるニュージーランド産の原皮を使用し、イタリア・Bello社で鞣しから染色までを行ったカーフレザーを使用しました。本革にはアニリン仕上げを施しているため、シミや色落ち、色焼け等は避けることはできませんが、その分手のひらに吸い付くようなタッチ感をお愉しみ頂けます。
また、オイルをしっかり含ませているため、多少の爪傷等は優しく揉みほぐす事により馴染ませる事ができる点も魅力です。
ちなみに、南イタリアのソロフラ地方にあるBello社は、1980年代に創業し、ソフトな手触りのレザーを生み出す技術において非常に定評があります。
まだまだ書ききれないベビーカーフの魅力ですが、ここで本店スタッフ一押しの商品をご紹介させて頂きます。
【ウォレットキーケース】商品番号:57799
価格:¥30,800円(税込)
色:黒、ベージュ、チョコ
カギはもちろん、小銭、カード、お札をこれ一つで収納できる多機能型。
カードはキーリングの下に1枚、さらに札入れ部分にもカードポケットが1つ付いており、
交通系ICカードもそのまま反応するため、改札もスムーズに通れます。
クレジットカードも一枚忍ばせておけば、これ一つでお会計を済ませることができます。
【コンパクトウォレット】
商品番号:57798
価格:¥36,300円(税込)
色:黒、ベージュ、チョコ
通常の二つ折り財布の3分の2程度の大きさで、手のひらにちょうど収まるサイズ感。
サイズ感として一番大きいの一万円札もすんなり入ります。
またカードは最大4枚収納できるため、クレジット、キャッシュカード、免許証、保険証など必要最低限の枚数を
簡潔に収納し、パンツやジャケットのポケットに入れたとき、シルエットを崩さないよう設計されたミニマムな逸品です。
ベビーカーフについてもっと知りたい、他のアイテムも見てみたいという方はこちらをご確認ください
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ちなみにスタッフが実際に3ヶ月使い、エイジングしたサンプルがこちらです↓
色はベージュで、左が新品、右が3ヶ月使用したものです。
非常に味わい深いアメ色へと変化しています。
今回ご紹介したベビーカーフは、血筋やトラなど、動物本来の肌目を生かして染色しているため、在庫によって個体差が非常に大きいお品物です。
ぜひお時間がございましたら、一度店頭にて見比べて頂ければ幸いです。
もちろん代引きでのご配送を承っておりますので、お気軽に店舗までお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせ・ご来店お待ちしております。
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