サメ革(シャークスキン)の魅力について
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いつもGANZOブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は先日マガジンにも掲載させて頂いた「KESEMA(ケセマ)シリーズ」
の魅力についてご紹介しようと思います!
表面に刻まれた独特のシボ感から「これって何の革?」
と思われる方も多いかと思いますが、これが【サメ革】の特徴です!
宮城県・気仙沼港で水揚げされたヨシキリザメ(Blue Shark)の革を使用し、
アニリン仕上げでヨシキリザメ特有の水シボを強調したタンニンレザーになります。
顔料仕上げとは違い、表面を塗料で覆わないため、エイジングがより愉しめるのもポイントです。
こちらの写真をご覧ください↓
左側が新品、右側が実際にスタッフが3ヶ月ほど使用したものです。
サメ革と聞くとザラッとした肌触りを思い浮かべる方が多いかと思いますが、
意外にも表面は滑らかで、使い込む程にしっとりした質感になっていきます。
ぜひ一度現物を触って頂きたいこの独特の肌触りですが、
実はこの肌触りを実現するために、鮫肌の所以となっている硬い表皮を
刃の付いていない専用の包丁を使い、一枚一枚手作業で脱鱗しております。
これは牛革の鞣しと比べても非常に手間暇のかかる作業であり、
加えて相応の鞣し技術も必要になってくるため、2011年から現地の食品加工会社と
長野県のタンナーが協業し、長年の試行錯誤の末、ようやく完成し財布として製品化できたのが
このKESEMAシリーズになります。
こういった背景を考えると非常に感慨深いものがありますね。
KESEMAについてもっと詳しく知りたい!
という方はぜひこちらもご参照ください↓
ちなみに余談ですが、なぜKESEMAというシリーズ名かといいますと、、、
ケセマとはアイヌ語で「入り江」を指す言葉であり、一方で入り江の景観が美しい気仙沼港の発音が
どちらも似ていることからそう名付けられました。
また、革の特徴として一般的にレザーは水に対してデリケートという側面を持ちますが、
サメ革自体はもともと水の生き物ということもあり、汗水に強いというのが特徴です。
例えばこちらの写真↓
財布に数滴水を垂らして、定点観測してみました。
1時間後、、、
あちゃー。シミのようになってしまいましたが
2時間後、、、、なんと
特に目立ったシミなどはなく、メンテナンスいらずな点も非常に魅力的です。
夏場などポケットに入れたとき蒸れやすい季節は最適かもしれません。
そしてそして、KESEMAシリーズは革だけではなく、機能性にも拘っており
キャッシュレス時代を想定したミニマルな仕様となっております。
今回はその中からいくつかラインナップをご紹介させて頂きますね。
品番:57766
価格:28,600円(税込)
単品だとサイズが分かりづらいため、一般的な大きさの二つ折り財布(コードバン)と比べてみました。
おおよそ三分の二くらいの大きさで、手のひらにちょうど収まるサイズ感です。
内装はカードポケットが2つ付いており、一万円札もすんなり入ります。
また、気になるあのタフト形状は、小銭が入るつくりになっており
小銭を出したときの受け皿にもなるため、馬蹄型のような感覚でお使い頂けます。
背面にもカードポケットが1つ付いているため、通勤用のICカードを入れておけば改札もスムーズです。
品番:57767
価格:29,700円(税込)
キャッシュレス時代に重宝するL字ファスナー小銭入れ。
サメ革の特徴も相まって、重厚感のある佇まいです。
内装はカードが3枚入るつくりになっており、
お札を折りたたんで入れておけば、小さい財布としてお使い頂けます。
もちろん背面にもカードポケットが付いているため、電子マネーなど入れておけば
これ一つでお昼休憩など、ちょっとした外出に便利かと思います。
ち、な、み、に、、、
サメ革は同じ商品でも水シボの表情が一点一点全く異なります。
例えば先程ご紹介した小銭入れを横に並べてみると、
こんな感じにシボが細かく上品な表情もあれば、シボが大きくワイルドな表情もあります。
実際に店舗にお越しになる機会がございましたら、ぜひ見比べてみてください!
遠方の方は代引きでのご配送も承っておりますので、お気軽にお電話ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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