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エキゾチックレザーを使った新作財布、
その魅力。

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皆様、日頃よりGANZOをご愛顧いただき誠に有難うございます。ホリデーシーズンが近づいてきて、皆様も今年はどう過ごそうかと考えていらっしゃる方も多いかと存じます。そんな時やはり思うのが、今年頑張った自分に何を送ろうかという問題。。。GANZOでは今年の年末にかけてGANZOならではのリザードを使用したシリーズと気仙沼で鞣された幻の鮫革、KESEMAシリーズを展開します。エキゾチックレザーの魅力は何といってもそのシボ感や鱗の並び具合。型押しでは味わえない自分だけの一点モノを使っていただけます。少しチャレンジングに感じられるかもしれませんが、本店、六本木、大阪店の3店舗では無料でスタッフによるメンテナンスサービスも行っています。今年の年末のギフトはこれからご紹介する二つのシリーズを検討してみてはいかがでしょうか?

 

エイジングを愉しめるリザード


リザード長財布1

 

(上記の商品詳細は画像をクリックしてください)

 

過去にLizard1~4シリーズで使用していたOil リザード。GANZOが掲げるエイジングの美学をより感じていただくためにGANZOのオリジナルレシピで作られた革を復活させました。内装にはイタリアのミネルバボックスを使用。リザードの革とともに使い込むことによって、艶が増していくエイジングは革の経年変化の醍醐味を感じていただけます。

今回出る型の一部をご紹介します。

 

リザードのラウンドファスナー長財布

【ラウンドファスナー長財布 80,000円】
(詳細は画像をクリックしてください)

 

リングマークトカゲの革一枚から一つしかとることのできない型です。カードが12枚入る収納力は勿論のこと、見た目の重厚感とともにリザードの革としての魅力を存分に味わっていただける型となっています。

 

リザードの長財布

【ファスナー小銭入れ付き長財布 80,000円】
(詳細は画像をクリックしてください)

 

ラウンドファスナー長財布とともに、リングマークトカゲ一枚から一本しか作れない型。お財布の定番ともいえるこの形だからこそ、GANZOこだわりの縫製技術の巧みさを感じていただけます。横から見た際の楕円形のフォルムとコバの美しさとともにリザードの魅力を感じてください。

 

リザードのマネークリップ

【マネークリップ 33,000円】
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キャッシュレス化が進む昨今、現金をあまり持たないという方向けのマネークリップ。中にはカードを三枚収納できるポケットがついております。従来のお財布ではオーバースペックになってきたという方におすすめの型です。

こちらで紹介した商品の他、マチ無しの長財布、小銭入れ付きの二つ折り財布などもご用意があります。

詳しくは以下をご覧ください。

 

LIZARD6シリーズページ

 

気になるリザードの手入れの仕方


リザードのお手入れの仕方

(上記の商品詳細は画像をクリックしてください)

 

とはいえリザードというと気になる点が手入れの仕方。

基本的に牛革と近い手入れ方法で問題ないですが、クリームを使用する際は爬虫類用のクリームを使用してください。革自体に油分が多く含まれているため、基本の手入れは乾拭きで十分です。半年ほど使い込んでいただくと艶を実感していただけるエイジングとなります。使っていくうちに少し表面がカサついてきたなと感じた場合、爬虫類用のクリームを少量ずつ塗布してください。塗りすぎてしまうと表面が曇ってしまい艶が出づらくなってしまいます。クリームを塗る際は十分に気を付けて塗ってください。また、自分で手入れするのが不安という方もご安心ください。GANZO本店(表参道)、六本木店、大阪店ではスタッフが無料でお客様のGANZO製品を手入れするサービスを行っています。メンテナンスに関するご相談等も受け付けておりますので、もしお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

気仙沼で鞣された幻のサメ革


鮫革の財布

気仙沼で水揚げされたヨシキリザメをそのまま現地のタンナーで鞣した幻の革。江戸時代の末ごろより続く鮫文化を守り、持続可能な鮫漁業の実現のために「完全利用」が義務付けられている鮫。身の部分はすり身となり食用に、ひれなどは気仙沼名物のフカヒレとして親しまれているヨシキリザメの革はこのようにして皮革製品に使われています。震災により一時期存続自体が危ぶまれた鮫革の鞣しですが、それを地元のタンナーが伝統を守るために続けています。植物性のタンニン鞣しで鞣されているこの革の特徴は、物によって違うシボ感。雄と雌によって違うそのシボ感とともに、元は水中で暮らしていたため、水に強く鮫本来の筋繊維の密さと相まって非常に堅牢な革です。内側にはミネルバ・リスシオを使用しており、外側とともに内側に関してもエイジングを楽しんでいただけます。

以下ではKESEMAシリーズの型をいくつか紹介します。

 

鮫革の長財布

【ファスナー小銭入れ付き長財布 45,000円】
(詳細は画像をクリックしてください)

 

ヨシキリザメのシボ感を最も感じていただける型。他の型にも言えることですが、折り曲げ等にも強い革で、かつ革自体も柔らかくしなやかなため、かぶせ部分を開きやすくお札も取り出しやすい点が特徴的です。

 

鮫革の二つ折り財布

【純札入れ 30,000円】
(詳細は画像をクリックしてください)

 

お尻のポケットにも収まりやすいこの型。水気に強い革のため、汗等でもシミになり辛いです。ラフに使っていただいて、堅牢性を感じていただける型。

 

鮫革の小銭入れ

【Lファスナー小銭入れ 27,000円】
(12月中頃発売予定)

 

これ一つにお札を折り曲げて、小銭とカードを数枚入れていただけるミニ財布。外側にもカードポケットがついているため、頻繁に使うカード等は外のポケットに入れておくなど使い方が無数にある型です。

このほかにもコンパクト二つ折り財布や小銭入れ付き二つ折り財布があります。ぜひ以下のリンクより確認ください。

 

KESEMAシリーズ

 

鮫革のお手入れに関して


鮫革のお手入れの仕方

 

非常に堅牢度の高い鮫革、お手入れは基本的にブラッシングと乾拭き(手で拭くのもいいです)で十分です。半年~8か月程使っていただくと、徐々に表面のサメ革に艶が出てきます。何もクリームは付けずにご使用いただき、もし革の状態が不安になった際、カサついてきたと感じた際は、直営店のスタッフまでご相談下さい。内側のリスシオに関しても表の色と同系色を使用しているため、汚れが目立たずに艶が出てきます。内側に関しても表の革と同様に特にクリーム等を塗る必要はなく、手の油分だけでエイジングが進んでいきます。

 

鮫革を使う意義


気仙沼

 

GANZOでなぜ鮫革を使用するのか、その鮫革の特徴をより深く掘り下げたMAGAZINEを1月に公開予定です。

環境に配慮された、革の鞣し工場の様子や気仙沼での水揚げの様子など様々な模様とともに鮫革の本質に迫っていく記事となります。ぜひお楽しみに。

 

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