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いいモノの基準?様々な名革を生み出すホーウィン社の革について

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使い続けて初めていいモノになる


頻繁にものを買い替えるのも楽しいけど、そろそろ一つの物をしっかりと使い倒したいと考えている方。

例えばイギリスのチャールズ皇太子は自分の靴の革が破れたりした場合でも破れた箇所に革パッチを貼って修繕しているという話も聞きます。

中々そこまで徹底して一つの物を使い続けるには様々なものがあふれている今の世の中、そんななかでもひとつでも質の高いものを持っていれば自然と長くそれを愛用できるもの。創業当時より変わらない高いクオリティで革を生み出し続けるホーウィン社の名革の数々は見た目はもちろんのこと触れると自然とその革の持ち味が伝わってきます。そんな名革とガンゾの職人技が合わさった珠玉の革製品はきっと気づいたら何年も使い続けていたという存在になるはず。

今回はそんなホーウィン社の革の数々の特徴をご紹介します。

 

 

ホーウィン社の新作レザーMystic(ミスティック)


知っている方にとってはホーウィン社の革と聞くと、コードバンのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

ただこの記事でまずご紹介したい革がMysticという新作レザー。北米の上質な原皮を使用し、丹念に植物タンニンでなめされたベジタブルタンニンレザーです。
同じ革製品を長く使っていると徐々に革の表情も変化してくるもの。その表情の変化は例えばジーンズでいうところの色落ちとして革製品を持つ者だけが楽しめる特権です。ベジタブルタンニンでなめした革はそんな経年変化を存分に楽しんでいただけます。特にこのMysticという革はオイルをふんだんに含んでいるため他の革と比較しても非常に強く経年変化が現れます。スムースな革は一見すると、傷がつきやすく躊躇してしまうかもしれませんが、一度使ってしまえば多少の傷も気にならなくなってきます。実際、ミスティックのようにオイルをふんだんに含んでいる革は、多少の傷は手でこすれば財布の色になじんでいくので見た目にも気にならなくなりますが、それよりもついている傷一つ一つが自分が使ってきた証にもなるので、いつか自分のミスティックについた傷を見返して、その時の思い出を振りかえられるかもしれません。

 

ミスティックシリーズはこちらから。

 

タフな革だからこそ、クロムエクセルレザー


ワークブーツなどにも使われる「クロムエクセル」という革。

タフな環境で使用を想定した靴に使用されているので、その耐久性は折り紙付き。一見すると少しやぼったい革は、タフに使える証としての存在感を醸し出しています。特にガンゾで使用しているクロムエクセルはその中でも厚口の物を使用しているため、手に取って頂いた瞬間に独特の重厚感を感じていただけます。それに加えて、この革はプルアップレザーなので、表面の色が浮かび上がり、明るい色に変化していきます。そんなタフな革だから多少雑に使っても気を遣うことなく心にゆとりができて自然と長く使えるので、気づいたらいいモノへの扉が開いているかもしれません。

 

GH5シリーズはこちらから。

 

ホーウィン社といったら、シェルコードバン


昔から使われている、色々な人に愛されている、そんな革で代表的なものがシェルコードバンという革。ホーウィン社が商標登録しているこの代表的な革にはいろいろな人が使ってきたからこそ、それぞれの人ごとのストーリーがある革です。見た目の美しさは当然ながら、耐久性や通気性に優れたこの革はシェルの皮革構造とホーウィン社が皮革に加えるなめし剤やオイルの賜物。手入れを正しく行っていけば末永く使用できることに加えて、他の皮革では味わえないそれぞれの革ごとの経年変化が出てきます。どこへでも、いつでも胸を張って持ち続けられるものをとなれば、このシェルコードバンの革製品がおすすめ。老舗のタンナーが自身の技術の粋を集めた革はきっと時がたっても輝いているはずです。

 

シェルコードバンシリーズはこちらから。

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