パターンオーダーが新しくなりました
- Omotesando
10月からパターンオーダーが新しくなりましたので、ご紹介させて頂きます。
既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、「パターンオーダー自体も初めて」
という方も多いと思いますので、改めて簡単にご説明させて頂きますね。
まずパターンオーダーでは、幾種類もあるサンプルの中から大元の「型」をお選び頂きます。
財布からパスケース、小銭入れや手帳、キーケースなど様々な形があり、
ご使用になられる用途やシーンに合わせてお選びください。
そして型が決まったら、次に外側の「革」をお選び頂きます。
ここがパターンオーダーの一番の醍醐味ですよね。
革の種類は100種類以上あり、既製品では使われていない革や色味もありますので、
思う存分熟考して頂き、ご自身で一番納得のいく革を選んで頂ければと思います。
※内側の革はミネルバボックスのブラック、タバコ、ボーネの3種類からお選び頂けます。
ちなみにシェルコードバンを例にとると、、、、
既製品では、ブラック、ネイビー、ダークブラウンの3色だけですが、
パターンオーダーでは、グリーンや#4、バーボンやダークコニャックといった
市場ではあまり流通してないレアな色味の革もありますので、
他の人とあまり被りたくないという方には特にオススメです!
ちなみに、ここだけの話ですが、近々シェルコードバンで新たにもう一色加わる予定ですので、お楽しみに。。
※詳しくは店頭までお問い合わせください。
さてさて、少し話しが脱線しましたが、革が決まったら次は「ステッチ(糸)」をお選び頂きます。
ステッチもこれまた悩ましいことに80種類以上ありますので、ぜひ悩みに悩み抜いてください。
ちなみにステッチは外側と内側の2種類、色をお選び頂けますので、
外は革と同じシックな色合いにして、内側はアクセントをつけてあえて違う色を選ぶのもありかなと思います。
そしてここからは皆さんお待ちかね、パターンオーダーの変更点です。
今回リニューアルしたポイントは、大きく分けて3点!
少しディープな部分になりますが、、、、
まず一つ目が「ディテール」です!
例えば長財布の場合、お札を入れるマチ部分の形状を3種類からお選び頂けます。
①通しマチ
②ササマチ
③マチなし
そして内側のカードポケットの形状も3種類ございます。
①ストレート
②湾曲版
③階段版
見る人が見なければ拘らない部分ですが、
ストレートであれば、「カッチリ」した印象に。
湾曲版であれば、「柔らか」な雰囲気に。
階段版であれば「シャープ」な印象と、カードが取り出しやすいという利点もあります。
しかしながら、カードポケットの向きが上記の形だと使いづらい、、、、という方のために
今回のリニューアルではカードポケットの向きも選べるようになりました。
例えば、横向きだったカードポケットの形を。。
このように縦に入れる形状に変更することも可能です。
やはり使い慣れてらっしゃる形がそれぞれあるかと思いますので、お好みの形状をチョイスしてください。
また「コバ」と言われる革の切り目の部分に関しても、色を2種類お選び頂けます。
①ボルドー
②ブラック
基本はボルドーがGANZOの象徴的なカラーであり、
革の断面が綺麗に見える点や、横から見たときの印象が華やでオススメですが、
革やステッチも全て黒で統一したいという方は、ブラックだとより引き締まった印象で◎かなと思います。
そして2つ目の変更点は「名入れ」です!
従来は3種類の字体のみでしたが、今回新たに3型加わり計6種類になりました。
①Lidia ②Nomal
③Dampf platzs
④Broadcast Titling
⑤FS Benjamin
⑥Pollen
FS BenjaminとPollen、そしてDampf platzsはカリグラファー(西洋書道家)のMIKITYPE氏と
コラボした、特別感のある名入れとなっております。
詳しくはこちらをご覧ください↓
https://www.ganzo.ne.jp/magazine/34.php
そして3つ目の変更点が「金具」です!
これは本当に細かい部分ですが、金具にもGANZOの刻印を施しました。
よく見ないと分からない部分ですが、こういうさりげない部分にもGANZO愛を感じて頂ければ幸いです。
また最後になりますが、職人の制作風景をチラッとご紹介させて頂きます。
上の写真はミシン掛けの様子です。
パーツに合わせてピッチ幅を変えたり、カーブの部分やカード段のところは、
特に乱れやすくなるため、絶妙な力加減が求められます。
ただミシンをかけるだけなら簡単ですが、財布そのものが語りかけてくるような
高級感のあるステッチは、長年の経験があるからこそなせる業です。
上の写真は「捻引き」という熱で痕をつける作業です。
革小物の表情を引き締めると同時に、コバを引き締めて強度を上げる役割があります。
革によって捻の痕の入り具合も異なるため、微妙に温度を変えて調節したり、
画一的な線ではなく、グラデーションがかった立体的な線を引いていきます。
これがまた非常に難しいため、捻は職人自ら道具を組み合わせて制作し、
角度も微調節してカスタマイズするなど、オリジナルのものを使用しております。
他にもまだまだ熱く語りたいところですが、このようにGANZOのパターンオーダーでは、
革そのものの風合いを最大限生かし、多くの細かい作業を経て制作されます。
ご自身が思い描いた革製品を、職人の手によって実現させる拘りの逸品。
ぜひ一度、パターンオーダーでお作りしてみてはいかがでしょうか?
詳しくは下記店舗まで、お気軽にお問い合わせください!
※パターンオーダーの詳細はこちらからもご覧頂けます↓
https://www.ganzo.ne.jp/order_made/?article=true
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