革財布を長持ちさせるコツとポイント

革財布を長持ちさせるコツとポイント

長く使っていくためのコツ


新しい財布を使うのは、気分もいいものです。何かのきっかけに新しくする場合もありますし、財布という性格上、だれかからいただくという場合もあります。いろいろなきっかけで使い始めることも出てきますが、できるだけ長持ちさせていきたいものでしょう。特に革製のものは、経年変化も楽しむことができます。使い込めば使い込むだけ味が出てくるようになりますが、長持ちさせるためには、それなりにコツがありますし、ポイントも抑えていかなければいけません。
まず、新しく革の財布にしたときには、すべてのものをいきなり移し替えないようにしましょう。新しくしたのだからと、気持ちも新たに移し替えたくはなりますが、いきなり強い力を革に与えることになり、負担も大きくなってしまいます。少しずつ入れ替えるとかかる力を軽減できるため、長持ちさせることができるようになります。どうしてもカードや小銭が多くなることもあるでしょう。最近の傾向として、お金を持ち歩かないように考えていても、カードが財布からあふれるぐらいになってしまうのも珍しくありません。そこで、新しくするときには、別々に分けてしまうというのもひとつの方法です。すべて移し替えてしまうのではなく、いつも使うカードだけを財布に入れておいて、普段はあまり使わないカードをカードケースに入れて持ち歩くようにするだけで、負担は大きく軽減できます。
同じように負担を減らすということは、ズボンの後ろのポケットなど、すれやすい場所、力がかかりやすい場所に入れておくのは避けることです。これだけでも傷みの原因が減ります。内ポケットなども、汗などで蒸れてしまうことから傷みやすい場所といえるため避けなければいけません。

柔らかい布でふいていく


革の財布を長持ちさせるには、お手入れをすることが重要になります。使ってそのままにしておくのが一番問題で、簡単な方法でも毎日することが大切になってきます。何も難しい方法ではなく、天然素材のやわらかな布を使って軽く乾拭きするだけで違います。表面のほこりや汚れを落としてしまうというだけでも、確実に長持ちさせることにつながります。
毎日お手入れをしていると光沢が出てくるのがわかるようになります。
拭くときには力はいりません。優しく拭くだけで十分ですので、余計な力を入れて傷をつけたりしないようにします。素材的にどんなものがいいのかわからないときには、眼鏡ふきなど柔らかいものにするといいでしょう。繊維の硬いものもありますので、こうしたものは避けるようにします。古くなったTシャツなども拭き布に使うことが可能です。繊維としてもこなれていることから、傷をつけることなく利用することができるでしょう。
財布の中にも、スエードなど起毛素材を使っているケースがありますが、この場合には拭いてもあまり意味がありません。それどころか傷めてしまうことも出てくるため、専用の起毛ブラシを使って汚れを落としながら、毛並みをそろえるようにしていくと長持ちさせることができます。

天敵は水分


汚れがついてしまったときには、できるだけ早く処理します。時間がたつと、革自体が変質する原因となってしまい、落とすこともできなくなる場合があるからです。そのような状態になる前に、綺麗にお手入れすることが長持ちさせるポイントになってきます。
革は水を嫌うため、少しの汚れの場合には、水を含ませできるだけ絞った布でふくというのが基本です。それでも水分が残ってしまうこともあるため、しっかりと陰干しして乾燥させておかなければいけません。多くの水分が残るようなら、逆にシミになってしまいます。ほんの少し湿っている程度で行うのがポイントです。
もっと汚れが目立ったり、手あかがわかるようになったりしたときには、専用クリーナーを使うといいでしょう。革製品用のクリーナーはいろいろと販売されていますが、相性があります。本格的に使う前に、目立たないところで試してみることが大切です。そのうえで、できるだけ少量を取り、丁寧に磨くことによってきれいになります。この時に注意しなければならないのは、ムラが出ないようにすることです。
濡れてしまったときには、変形してしまうこともあります。水分は革にとって天敵とも言われていますので、まずは水分を乾いた布でふきとり、とにかく水分を減らさなければいけません。そのまま陰干しをしますが、できる限り風通しのいいところにすると乾燥が早くなります。この時にやってはいけないのが、ドライヤーを使うということです。温風を当てると、温度の変化で革が傷むだけではなく、急激に乾燥して周辺と収縮率が変化してしまうことで割れてしまう場合もあります。しわが寄ることもあるため、ドライヤーを使用するのはやめておきましょう。
水で濡れた場合は時間をかけて乾燥させるしかなく、自然乾燥したのちには油分も抜けるために補給してあげることも必要になります。こうしたお手入れをしていれば、長く使っていけるでしょう。

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