男が持つ高級の財布・ブライドルレザー、その魅力に迫る

男が持つ高級の財布・ブライドルレザー、その魅力に迫る


ブルームの存在感が魅力



男性の欠かせない小物アイテムの一つに、ブライドルレザーがあります。このブライドルレザーの「ブライドル」とは馬具という意味があって、成牛の革を使っています。ブライドルレザーのルーツはイギリスです。イギリスでは実に1000年以上前から伝統的な製法があって、現在でもベースは一緒です。ブライドルレザーの魅力の一つとしてブルームは無視できないでしょう。

ブルームとは、革の表面に浮き出た白いロウのことです。このブルームはワックスの一種です。主にミツロウや植物性の油分が浮き出ることによって白っぽくなります。ブルームには防水性を高め、強度をアップするために用いられます。またブルームを塗ることによって、財布の表面に光沢が出てきます。ブライドルレザーで作られた財布を通販サイトなどでチェックしてほしいのですが、かなり同じ素材で作られているのにその見た目の印象が違って見えることもあるでしょう。中にはかなり白っぽい色合いをしたものもあれば、それほど白さが前面に出てこない財布も見られます。なぜ同じ素材なのにこれほどまでに違いが現れるかですが、タンナーと呼ばれる皮から革にする製法の違いによるところが大きいです。

ブライドルレザーの財布を購入する場合には、いろいろなブランドのものをチェックしてみることです。さまざまな異なるテイストを持った財布が販売されているので、自分のお気に入りの一品がきっと見つかるでしょう。



素材感を生かした財布が多い



このレザーは冒頭に紹介したように、成牛の革を使っています。成牛の丈夫な革を素材にしているので非常に頑丈です。そこにプラスしてロウをしみこませています。その結果、革そのものがとても硬い感触に仕上がっています。堅牢性を持っている半面、エレガントさも持ち合わせているのが特色です。なぜエレガントな感じがするのか、それは1000年を超えるブライドルレザーの歴史の積み重ねによるところが大きいでしょう。

もともとはイギリスの貴族の乗馬用に開発されたレザーでした。しかし時代の変遷とともに、戦士たちが戦う時や狩り場で使われるようになっていきました。人が命をかけて戦う時のお供として使用される馬具になっていきました。その場合、どのような激しい動きでも決して壊れることのないような耐久性に長けたものでないといけません。その中で試行錯誤され、激しい動きでも使えるような耐性の強い革素材が作られたのです。このような長い歴史の中で醸成されていった革素材なので、丈夫で硬く重厚さを持っている半面で、どこかエレガントな印象もあるのです。革製品一つだけでもいろいろな表情を見せてくれるのも、このレザーの魅力といえます。

ブライドルレザーの財布をさりげなく会計の時に出せば、その人のステータスを一段引き上げてくれるでしょう。



堅牢性があり長く愛用できる



レザーはこれまでも何度も紹介したように、耐久性に優れているので長く愛用できるのもメリットの一つです。ブライドルレザーはまず成牛の革を植物タンニンで鞣します。その上でロウをしみこませることによって完成します。この工程を経ることで、革の繊維を引き締めます。その結果、密度がぐっと高まりますので、堅牢性に優れています。その一方で革がもともと持っているしなやかさも持ち合わせています。ですからいつまでも愛用できる財布になるわけです。

いろいろな工程を経てブライドルレザーは作られます。このためブライドルレザーを製作するためには数か月単位の時間が必要です。商品によっては、1年近い時間をかけて作り出すこともあります。これだけ完成するまでに時間のかかる革製品はほかではあまり見られないでしょう。丁寧に作られていることも、手に取ってみればきっと実感できるはずです。ブライドルレザーは長持ちしますが、時間の経過によって少しずつ経年変化を起こして印象が変わってきます。革財布を購入する人は時間をかけて自分の手になじませていきたいと思うでしょう。そのような人にとって、ブライドルレザーはお勧めの素材といえます。ブルームが現れてくるのも、財布によってまちまちです。ロウがどのように使われているのかによって違ってきます。そして財布を使っている気温や湿度などの環境などによっても出てき方が変わってきます。自分の財布にしかないブルームの表情を見せてくれるわけです。しかもこのブルームはだんだんと自分の手になじんでいきます。するとほかにはない美しい光沢を発するようになります。革製品の特性を持つ一方で、どことなくアンニュイさも持ち合わせています。

革を育てていきたいと思っている人には、ブライドルレザーの財布はまさに理想のアイテムといっていいでしょう。ブライドルレザーの財布を購入したときに、数年後どのようなテイストの財布に仕上がるのか、想像するだけでもきっとわくわくするでしょう。

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