大人におすすめのブライドルレザーの楽しみ方

大人におすすめのブライドルレザーの楽しみ方


長年使うと味の出るブライドルレザー



革製品には、大きな魅力があります。ブランドのものもありますが、革という素材だけで惹きつけられるものがあるからです。革にもいろいろな加工方法があり、種類もありますが、ブライドルレザーは大きな魅力のある素材のひとつにあげられます。革素材は、もともと強度が高いわけではありません。その皮の持つ風合いをなくさずに、強度を高め耐久性を持たせることができたのが、ブライドルレザーです。長年使っていくことができる素材でもあり、財布などに使うのもおすすめです。

製法としては、強度と耐久性を高めるために、ロウなどをしみこませて作ります。もともと丈夫な部類に入る牛革を使うことによって、さらに高い強度と耐久性を生み出す方法です。ロウを使いますので、革の表面には白い粉が浮いていますが、使用していくうちに自然にとれていきます。これをブルームと呼びますが、防水性も高めてくれることになるのがポイントです。独特のツヤ感があり、重厚感も高めることができるため、男性にはおすすめといっていいでしょう。

長年使うと味が出てくるのが革素材でもありますが、程よい硬さが自分のものとしてなじみだしてきますので、これがツヤ感と合わさると、他にはない風合いをもたらします。メンテナンスも簡単なところがポイントで、乾拭きをする程度で済んでしまうのも、男性におすすめのポイントでしょう。実際には、出てきたブルームを乾拭きすることで塗りこんでいくことになり、これがまた強度を高めてくれるようになります。手軽に使うことができながらも、心地よい革の質感を楽しむことができるので、一度使うと手放せなくなってくる素材です。



タンナーなど職人の腕も見える



ブライドルという言葉の意味は、馬具ということです。日本では、こうした馬具を使ったものが現在に応用されることは少ないですが、乗馬の本場でもあるイギリスでは伝統的な製法で、現在にまで伝わっています。馬具にも使うような素材ですので、耐久性が重要になってくるだけではなく、耐水性も考えなければいけません。これらの条件をクリアしているからこそ、今でも革の加工方法としてさまざまなものに使われているのです。実際に製法はほとんど変わっていません。伝統的な製法を使いながらも、現在でも十分に使える力を持っているということから考えても、当時から高いレベルの製法であったことがわかるでしょう。

ブライドルレザーも見比べてみるとわかりますが、それぞれ風合いが違います。革をなめす段階でいろいろな違いが出てくるため、ブライドル加工だけで風合いが決まるわけではないからです。皮とと革は、同じ言葉ですが漢字によって意味が異なります。皮を使えるようにするためには、タンナーが加工して革にする必要があるからです。なめしていくことで、腐らないようにしつつも硬くならずに加工できるようにしていくのがタンナーの仕事です。この過程によって、色合いや風合いが変わってくるため、ブライドルレザーといってもいろいろなものが出回ることになります。それだけ味わいにも差が出てきますので、自分にあったものを探してみる楽しさもあるでしょう。こうしたところが、メーカーだけで選ぶのではない楽しみ方のひとつです。



大人だからこその楽しみとして



ブライドルレザーを生かすことができるのは、やはり財布ということになってくるでしょう。牛の皮を使って作り出すブライドルレザーは、頑丈なので、長く使うことができます。バッグでは、あまり硬い質感は好まれませんが、財布であれば、特性が活かされてしっかりとした出来栄えになるはずです。堅牢な作りにすることで、常に使うことになる財布も耐久性を高めることにつながります。素材感を活かすことができるだけではなく、ブルームによって耐水性もあるので、強度を損なうことなく使い続けることもできるでしょう。非常に理にかなった使い方といえます。使用する頻度の多さから、バッグよりも消耗が高くなりやすい財布ではありますが、ブライドルレザーのおかげで長く愛用することができるでしょう。

こうした財布を取りだすと、品の良さに気が付く人も出てきます。特に店側から見ると、ブライドルレザーの独特の質感はすぐに目につくでしょう。そうした品を愛用しているのは、それだけ品のある上質な顧客であると感じることもあります。何気ないことですが、店側からすればこうした小物こそ、その人の本質を見ることができる要素になります。

ブライドルレザーは、その性質上、作り出すまでとにかく時間が必要になります。数カ月かかることは珍しいことではありません。ものによっては1年にも及ぶ時間をかけて作り出される品物です。ここから加工することになるため、とにかく職人の技術が出るものです。経年変化も楽しむことができますので、大人の楽しみとして選んでみるのもひとつです。

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