コードバンレザーの魅力

コードバンレザーの魅力


コードバンレザーとは



馬のお尻部分にある厚さ1mmの綿密な繊維のコードバン層から削りだした物が、コードバンレザーと言われています。普通の革と違い、1頭から採取出来る量も限られていて希少価値の高い物です。強度と丈夫さ、そして艶めいた美しさは他の革とは比べものになりません。その価値の高さから革のダイヤモンド、キングオブレザーと称されています。こうした呼称がつく理由として、使い続けていくうちに深い光沢とずっしりとした質感を生み出すためです。他の革製品と比べても、その存在感は圧倒されるものであり、革の中の王と称されるようになりました。ちなみにコードバンレザーの強度は、牛革の約3倍と言われています。汚れなどにも強く、手入れを行えば一生使い続けられるほどの丈夫さを誇っているのです。使い始めはやや硬い印象がありますが、他の革製品と同様、使っていくうちに肌になじんできます。

希少価値の高い素材を使っているため金額設定が少々高めな場合がありますが、それを感じさせないほどの魅力がコードバンレザーにはあり、大勢の人が買い求めています。



どんな製品に使われているのか



コードバンレザーが使用されている製品は、かなりの種類があります。定番なのは、鞄や財布、小銭入れ、靴などでしょう。日常的に使うアイテムではありますが、希少価値の高い素材を使っていることから、やや値段は高いことも少なくありません。だからこそ、安い物を短く使うのではなく、上質で良い物を長く使いたい人にオススメ出来る製品です。若い方から年配の方まで幅広い年齢層の方が愛用しており、特に男性に人気があるようです。主に使われている製品はコードバン使用の名刺入れや財布です。

他にも、有名ランドセルメーカーも、コードバンレザーを使用しています。ランドセルメーカーは、子供が6年間使うことを考え、丈夫さを追求した結果、コードバンに行きついたと言われています。丈夫で軽いというランドセルに必要な項目を達成しており、有名ランドセルメーカーは少々金額の高いコードバン使用のランドセルを売りだすようになりました。



コードバン製品を長く使い続けるためには



コードバンレザー製品は続けていくうちに深い光沢が出てきて、それに魅了される人がたくさんいます。強度も高く丈夫で美しい素材ですが、長く使い続けるためには、こまめにお手入れをしなければいけません。コードバンレザー製品を使用する際に、まず気をつけなければいけないことは水です。濡れたまま放置すると、斑点のような水シミが残り、最大の良さである美しさが損なわれてしまいます。毎回手入れを行えば問題ありませんが、手入れも時間がかかるため、なかなか時間を割けない方が多いというのが現状のようです。コードバンが水に弱いことを知っている人は少ないので、雨に濡れさせないように気をつけましょう。

他にも水だけではなく、汗にも弱い一面があります。汗の成分がコードバンレザーの変色を引き起こしてしまう可能性が高いです。しかし、これはコードバンに限らず、他の革製品にも同じことが言えます。そのため、革製品はなるべく汗に触れにくいようにしましょう。特にジーンズなどのヒップポケットに財布を入れる人がいますが、例えジーンズに阻まれていたとしても汗を吸ってしまうので控えた方が良さそうです。

他にも新品状態の時は、特に傷がつきやすいと言われています。しかし、傷に関しては深く考える必要はないでしょう。確かに新品の時には少々目立つので、気になってしまう方は多いかもしれませんが、使いこんでいくうちに傷自体が目立たなくなっていきます。ある意味、コードバンレザーはそういった小さな傷も後々の味の1つになっていきます。革製品でしか味わえない醍醐味の1つです。長く使っていれば、どうしてもついてしまう傷はあります。どんな物でも消耗品であり、傷つくのは仕方ないことだと諦めて気にしないようにしましょう。

お手入れ方法についてですが、柔らかい布で優しく拭く程度で問題ありません。逆にクリームやワックスを使用してしまうと、表面が曇ってしまい、せっかくのツヤを消してしまう可能性があるので気を付けましょう。強くこすりすぎるのも良くありません。強すぎる力は、革製品自体を傷つける可能性が高く、余計な傷をつけてしまいます。新品に傷がついたり、汚れたりした時は強くこする人が多いようですが、優しく拭くようにしましょう。

水に濡れた時も柔らかい布で拭くだけで大丈夫です。一番良くないのが、濡れたままにしておくことです。水に濡れたままにしておくと、革表面に水ぶくれ状の跡が残ってしまいます。普通の傷と違って、水濡れを放置して出来た水ぶくれは気になる人も多く、何とかしようとして悪化させたケースもあります。美しいツヤを誇る素材だからこそこまめに手入れを行い、長く使えるようにする必要があります。

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