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LUGGAGE COLLECTION GANZOのバッグとは?

「自分が欲しい物をつくる」—それが原点

ヨーロッパなどの海外だけでなく、日本にも優れた革製品は数多くあります。それでもなお、レザーを愛し、ずっと使い続けたいと考える人にとって、“理想の革製品”に出会える機会はそう多くありません。

そこで、GANZOは考えました。「無ければ、自分たちの手でつくればいい ―」と。

しかし、その道は決して楽なものではありません。ただ高級なレザーを使い、優秀な職人につくらせるだけでは生み出せない、その革製品が醸し出す雰囲気や佇まい、味わい、使い心地の良さといったもの。そんな"革製品を持つ喜び"までもお客様にお届けするには、レザーを知り尽くした者ならではの"こだわり"と、それを可能にする熟練の職人技との融合が必要です。
そして、その"理想の革製品"の追求こそが、自分たちの使命だとGANZOは自負しています。「自分が欲しい物」「自分が持ちたい物」をつくる ― 革製品を愛する者の熱い思いを込めて、GANZOはバッグづくりを本格的に始めました。

お客様にお届けしたいGANZOの“こだわり”

GANZOは、これまで長い間、日本発の“こだわり”の革製品を優秀な職人たちと一緒につくりあげてきました。
イタリアや英国といった歴史ある国々の革製品が持つ味わいや心地よさに加え、ジャパンメイドならではの機能性や使い勝手の良さ、細部にわたるきめの細かい仕上げ。さらには耐久性、軽量化といったメリットは、GANZOのバッグでなければ実現できないという自信があります。
本物だけがもたらしてくれる“革製品を持つ喜び”を、GANZOのレザーアイテムを通して、お客様にもぜひ味わっていただければと思います。
これから発表する予定のディレクターズラインのアイテムも、実際に手にした方だけが実感できる“理想の革製品”というコンセプトのもとに、随時お客様にお届けしてまいります。

レザーの持ち味を最大限に引き出す、GANZOのバッグづくり

バッグの理想像を目指すために、その素材としてGANZOが選んだのが、UKハイドのブライドルレザー(英国で育った牛を英国で鞣した革のこと)と、コンチェリア・グイディ&ロゼリーニ社のハンドメイドレザーです。ブライドルレザーは、丁寧に塗り込まれたロウワックスによる美しい光沢と堅牢性が特徴ですが、それゆえ縫製が難しく、熟練の技を必要とします。一方、グイディ社のレザーは、繊細でしなやかな風合いと手染めによる独特の色ムラ、なまめかしい艶が特徴です。そのため、すべての工程で細心の注意を払わなければいけません。これらの、まったく異なる性質と美しさを持つレザーの持ち味を最大限に引き出せるのは、革のすべてを知り尽くしているGANZOだからこそ。バッグづくりの最初の工程である「裁断」では、目立つシワや傷のある部分を除いて、パーツごとに型抜きしていきます。そのため、実際のバッグに使われる革の部分は、通常の製品よりも極端に少なくなっています。このように、最高級のレザーを惜しみなく、贅沢に使うことも、理想のバッグを追求するGANZOならではのこだわりです。

妥協のない職人技が、理想のバッグを生み出す

GANZOのバッグのこだわりは、外から見えない部分にも存分に生かされています。たとえば、革と革を貼り合わせるときに、革の端の部分の裏側を薄くする「コバ漉き」は、重ねた革の厚みが表面に出てしまうことを防ぐための作業。この工程により、バッグの細部の表情が一段と引き締まります。
また、グイディ社のレザーのしなやかさを生かしつつ、バッグとしての堅牢性とフォルムを保つために、見えない部分に革の芯材を使用。こうした、ひと目見ただけでは気づかない部分にも、徹底的にこだわることで、"実際に手にした方だけが実感できる"理想のバッグづくりへと近づいていきます。
そして、GANZOのバッグならではの高級感を際立たせるのが「切り目本磨き」と「ネン引き」です。コバの部分にムラなく均一に染料をつける「コバ塗り」を施して乾かした後、さらに布糊(ふのり)を塗って磨き上げるのが、「切り目本磨き」。そして、コバの縁にコテで美しくシャープなラインを入れるのが、「ネン引き」です。このように、型抜きから最終仕上げまで、ひとつひとつの工程に妥協のない職人技を注ぎ込むことで、初めて“GANZOらしいバッグ”が生み出されるのです。

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